ガソリンランタン 炎上しない点火方法  Coleman

ワンマントルランタン

ガソリンランタンの点火時、炎上しない方法をご紹介します。点火時にガソリンを炎上させてしまった経験が有ると思いますが、ランタンの灯に酔いしれる前に、真っ赤な炎にあくせくし、フレームやグローブ、ベンチレーターが煤で真っ黒となるのはさすがに心がへこみますね。そんな点火時の炎上もジェネレーターを事前に軽く炙るだけで安定した炎となります。但し炙る炎は弱い赤い炎のガスライター、マッチなどの炎で、決して強力な青い炎のガスバーナー、トーチは使用しないで下さい。本動画では青い炎のガスバーナーによりジェネレーターを炙り、その内部のアスベストチューブ(紙筒)への影響を実験しています。結果は当然、紙筒の焦げに繋がりました。強力バーナーで軽めに炙ったとしても、2~3回繰り返すと徐々にアスベストチューブ(紙筒)にダメージを与えると思います。なので優しい炎で短時間にジェネレーターを炙ることがポイントでした。またガソリンランタンのジェネレーターにはアスベストチューブ(紙筒)が標準装着となっていますが、燃えない、焦げないステンレス製チューブ(ステンレスメッシュ)への変更も少し紹介していますので、よろしければ参考にして下さい。

【目次】

00:00 オープニング
00:39 ジェネレーターの構造
01:33 炎上しない点火方法
02:09 ジェネレーター炙りの注意点
03:14 ジェネレーター炙り実験
07:39 紙筒からステンレスメッシュ変更

【炎上しない点火方法】

①ジェネレーターを炙る

赤い炎の弱火であるガスライター、マッチなどにより、ジェネレーターを炙る。ジェネレーターを上から下、まんべんなく炙ります。短時間で炙り、おおよそ20秒以内で炙り終えます。この炎によるアスベストチューブ(紙筒)へのダメージは有りません。
一方、青い炎である強力なガスバーナー、トーチで炙ると、ジェネレーター内のアスベストチューブ(紙筒)は焦げてしまうというリスクが有ります。強力に炙ると一発で完全焼失、軽く炙ったとしても2~3度繰り返すと焦げの進行は加速させてしまいます。マントルの熱に加えガスバーナー、トーチで炙る事はアスベストチューブ(紙筒)のダメージに繋がります。但し、強力バーナーしかなくて、どうしてもこれらで炙る事になったら、必ずジェネレターに直接青い炎を当てず距離を離し、短時間にするようにして下さい。

【ステンレスメッシュへの変更】

マントルからジェネレーターへの加熱、高温の環境下で、可燃物のアスベストチューブ(紙筒)が標準装着されています。紙筒が焦げ付きいた場合、ジェネレーター交換や紙筒単品交換ですが、昔は不燃物のアスベストチューブ(石綿)でほとんど交換は無かったと思われます。今の世では使用が禁止されているのですが、何故紙・・・なのかと疑問を持ちます。紙筒の役目はガソリンを吸収し、熱により吸収されたガソリンを気化させる。またジェネレーター内の容積を紙筒分ほど少なくして、早く加熱、気化を促進させる役割も有ります。今回同じ役割を持つことのできるステンレスメッシュに変更しました。ステンレスメッシュチューブの作り方を紹介した動画が有りますので参考にしてみて下さい。

コールマン 200A ジェネレーター アスベストチューブのステンレスメッシュ化  Coleman 200A
https://youtu.be/JR2mKC7gfUA

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